こんにちは!美容医療が身近になり、男女問わず脱毛を始める方も年々増えていますよね。
「レーザー脱毛に興味があるけれど、お手入れ方法ってどうしたらいいの?」「自己処理との違いって何?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、脱毛前のお手入れ方法は、脱毛の効果や肌への影響に大きく関わってくるんです!
今回は、レーザー脱毛の基本的な仕組みと、各お手入れ方法のメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。
これから脱毛を始める方、すでに通っている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
・レーザー脱毛ってどうやって毛を無くすの?
・こんなお手入れしていませんか?
レーザー脱毛ってどうやって毛を無くすの?
まずは、レーザー脱毛の仕組みから簡単におさらいしましょう。
毛は「メラニン」という黒い色素を多く含んでいます。レーザー脱毛では、このメラニン色素にレーザーの光を当てて熱に変換し、毛の根元にある毛を作る組織を破壊していきます。
このとき重要となるのが、毛の成長段階=毛周期(ヘアサイクル)です。
毛には以下の3つのサイクルがあります。
成長期:メラニン色素を多く含み、毛が伸びる時期
退行期:毛の成長が止まり、根元が縮む時期
休止期:毛が抜け落ちる準備期間
この中で、レーザーが効果を発揮できるのは「成長期の毛」だけなんです!
そのため、全ての毛にしっかりアプローチするには、毛周期に合わせて複数回の施術が必要になります。
脱毛の仕組みについては、ご理解いただけましたでしょうか?
では、次からそれぞれのお手入れ方法のポイントをチェックしていきましょう。
こんなお手入れしていませんか?
脱毛前のお手入れ=「毛をなくすこと」と思いがちですが、実は方法によっては脱毛の効果を下げてしまったり、肌が傷ついてしまうことも。
各お手入れ方法別にレーザー脱毛との関係をお伝えしていきます!
① 毛抜き
毛根からスッと抜ける毛抜き。スッキリしますよね。みなさんも一度はやったことがあるのではないでしょうか。でも、これは脱毛前の処理としてはNGです!
なぜなら、レーザーが反応する対象(=メラニンを含む毛)自体を引き抜いてしまうからです。また、毛根を刺激することで毛がさらに太くなる可能性もあります。
② ワックス脱毛
温かいワックスで毛を一気に引き抜く脱毛方法ですが、毛抜きと同様に毛がなくなる=レーザーが効かなくなるため、脱毛前の処理には向いていません。さらに、肌に負担がかかりやすく、火傷や赤み、埋没毛のリスクもあるため注意が必要です。
③ 除毛クリーム
「クリームで手軽にツルツルに♪」と思いがちですが、実はこれも要注意!
除毛クリームには毛のタンパク質を溶かす成分が含まれており、毛だけでなく肌にもダメージを与えることがあります。そしてこちらも、毛自体を取り除いてしまうためレーザー脱毛前には不向きです。
④ 剃毛(シェービング)
レーザー脱毛前のお手入れでおすすめなのが「剃毛(シェービング)」です!
肌表面の毛だけをカットすることで、皮膚の中にメラニン色素を含む毛を残したままにできるため、レーザーがしっかり反応してくれます。剃毛には、カミソリを用いる方法と電動シェーバーを用いる方法があります。しかし、カミソリによる剃毛は、肌を傷つけてしまうことがあり、乾燥肌の方、アトピー性皮膚炎のある方、元々の皮膚が弱い方だと、その症状が悪化するリスクがあります。
敏感肌の方は電動シェーバーでの剃毛がおすすめです。
■剃毛時のポイント👉
・肌が乾いた状態で剃ると剃りにくいだけでなく、肌が傷つきやすいため、泡立てた石鹸やシェービング用のジェルやクリームを塗る
・毛の流れに沿ってやさしく剃る
・カミソリを使う場合には、何度も同じ刃を使わず、1回か2回使用後は刃を取り換える
・剃毛後はしっかりと保湿する
剃り残しがあると残った毛にレーザーのエネルギーが奪われてしまい、火傷や効果減少のリスクがあります。また、お手入れ直後の肌は、デリケートな状態の為、レーザーの刺激を感じやすくなることも・・・
できるだけ前日までに、剃り残しがないようシェービングしましょう。
まとめ
いかがでしたか?脱毛の仕組みとお手入れの方法は、とても密接に関係しています。
ポイントはこの3つ!
✅ 脱毛前の自己処理は「剃毛」がおすすめ!
✅ 毛抜き・ワックス・除毛クリームはNG!
✅ 剃毛は前日までに、やさしく丁寧に!
これから脱毛を始める方も、すでに通っている方も、ぜひ一度ご自身のお手入れ方法を見直してみてください。正しい準備で、肌に優しく、効果的な脱毛を目指していきましょう♪
